新年のごあいさつ 2017

新年明けましておめでとうございます。

旧年中はお客さま・患者さまにおかれましては
ご愛顧いただき、また、医師の先生方及び
医療関係者の方々にはご理解とご支援を
賜り誠にありがとうございました。
心より御礼申し上げます.

今年は野球の世界大会ワールドベース
ボールクラシック(WBC)もございますので、
野球にちなんだご挨拶をさせて頂きます

ここ数年プロ野球全体の観客動員数が
伸びています。
一時期低迷した時期もありましたが多くの
球団で観客数が増えているのです。
その大きな要因の一つが「神ってる」
「カープ女子」「黒田効果」など今や全国で
ファン急増中の株式会社広島東洋カープでは
ないでしょうか。

広島出身者だけでプロ野球チームを創設
しようと戦後復興のシンボルとして唯一親会
社を持たない形式をとっている球団です。
2016年リーグ優勝した時のスタメン選手(野手)
はすべてイチから育てた生え抜き選手と
聞いて驚きました。
FAで獲得したのでなくスカウトマンがアマチュ
ア時代の選手を視察してドラフト会議で指名し
育てた選手たちで、その分昔から練習はどの
球団よりも厳しく地味で、年棒も高すぎない
よう設定されているようです。

昨年は「NINJA」と呼ばれる名二塁手や
「神ってる」外野手などゴールデングラブ受賞
者が4名もいれば、最多勝投手、準最多勝
投手を広島が独占しました。

年棒21億円を提示されたメジャーリーガーが
4分の1しか支払えない日本の球団に戻ると
いう現象が起き、おそらく選手たちは一致団結
したに違いありません。

緻密な努力の結果、球団のイメージが向上し、
独自の応援スタイルも人気となり、そしてチーム
の強さなどが重なりお客さんが年々増え、
なんと40年連続黒字経営を達成しています。

この球団を調べていくうちに我々の経営に
学ぶことが多いなあとつくづく考えさせられ
ます。
経営陣は、社員に投資し、育て、厳しく険し
い道を共に歩む。
そして、いきいきとフィールドを駆け巡る社員
をサポートする。
今年もベンチの裏で腕組をしてるだけでなく
グランドに立ち、声を出したいものです。

そして大切な仲間と共に健やかで康らかな
一年にしたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2017年、元日
代表取締役 社長
曽 我 望 武

2017.1.1