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リカルボンの勉強会をしました。

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薬剤師の採用拡充しています

 5月の薬剤師ミーティングでは、小野薬品工業にお願いしてリカルボン錠の勉強会をしました。

リカルボンは骨粗しょう症の治療に用いられるビスホスホネート系の薬剤で、当薬局ではアレンドロネート(フォサマック、ボナロン)リセドロネート(アクトネル)に続いての採用となります。

特に今回の採用でみんな気になっていたのが、何で今更毎日服用する薬が採用になっているか、ということです。というのはボナロン、アクトネルは1週間に1度服用すればいいので患者さんの服薬コンプライアンス向上に役立っているのです。その点はぜひ聞いてみようと思っていました。

まず、リカルボンの特徴として「最強、小型なのでのみやすい、副作用が少ない」のがあげられるそうです。確かに大きさはフォサマック、アクトネルと比べると小さいので、食道の障害も少なくてすみそうです。

作用機序に関しては、他のビスホスホネートと同じで破骨細胞内のメバロン酸代謝経路を阻害して骨吸収を阻害することによるわけですが、その作用はアレンドロネートよりも早く発現して来るそうです。骨吸収抑制作用の効力比としては、エチドロネート(ダイドロネル)を1とするとアレンドロネート(フォサマック、ボナロン)が100 1000、リセドロネート(アクトネル)は1000 10000、そしてミノドロン(リカルボン)は>10000ということだそうです。良く効きますね。実際のところ、腰椎や大たい骨の骨密度上昇効果はアレンドロネートもリカルボンも同じくらいらしいですが。

ビスホスホネート系の薬剤は胃腸障害が問題となり他の薬に変更になる方がいますが、リカルボンは腹部不快感が3.2%腹痛が2.4%となっています。アレンドロネートは胃不快感が2.5%胃痛1.3%消化不良1.1%、そう変わりないような気がします。

さて、なぜ今更毎日服用する製剤なのかということですが、このリカルボン、月に1回服用すればいい薬を発売する野望があるのだとか!以前、アクトネルの勉強会をしたときに「月一回の製剤も検討したが、副作用が問題となり週一回にとどめた」と言っていたので、実現するとすごいですね。

2か月分で2錠。調剤料は10点!

当薬局ではリカルボンはまだほとんど出ていませんが、月1回製剤が発売になると替わってくるかもしれませんね。

坂下店 夏目

2010年05月16日

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