社内研修会報告 『「最も魅力的な薬局」を実践しよう』~はなの木ファンを増やそう!~ その1

私たちの薬局ではめざす姿として『このまちで最も魅力的な薬局を創りましょう。〜  質と和を大切にして  〜』という文章を掲げています。では、最も魅力的な薬局を創るにはどうしていったら良いのでしょうか?

今回はその『魅力的な薬局』に近づくための第一歩の話し合いを行いました。

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まず、今回のエリア研修会の話し合いの方法として「ブレインストーミング法」の紹介とその話し合いで出た意見・データをまとめる方法として「KJ法」の紹介がありました。

 

ブレインストーミング法とは、集団でアイディアを出し合うことによって相互交錯の連鎖反応や発想の誘発を期待する技法です。そして以下の4つのルールがあります。

①    判断・結論を出さない(結論厳禁)

② 粗野な考えを歓迎する(自由奔放)

③    量を重視する(質より量)

④ アイディアを結合し発展させる(結合改善)

 

KJ法とはブレインストーミング法により様々なアイディア出しを行った後の段階で、それらの雑多なデータやアイディアを統合し、新たな発想を生み出すための方法です。

KJ法の進め方は以下の4つのステップから成り立ちます。

①     意見を要約してカードにまとめる

②     数多くのカードの中から似ている者同士でグループを作る

③     それらを1つの紙にまとめて図解化する

④     図解化されたグループ同士の関係について順を追って記す

 

 

上記の話し合いの方法を聞いた後は実際にエリアのメンバーでグループディスカッションを行いました。

テーマは『道標 「クリンリネス」を行うために必要な事』です。

最初は「漠然としていて何を書けばいいんだろう・・・?」と思っていましたが、グループのメンバーのいくつかの意見に刺激されて思ったよりも出てきました。そして話し合ううちにグループのメンバー同士で「これはここかな?」この意見は「このグループとこの関係になると思う!」など白熱してきました。お菓子が用意されていたのもリラックスして色々な意見をだす手助けをしてくれた気がします。

 

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終わってみるとあっという間だったグループディスカッションからそれぞれのグループでまとめたものの発表へ!!

 

他のグループの発表を聞いてみるとそれぞれのグループで特色があり粒ぞろいな意見ばかりでした。しかしながら、こうしてエリア全体の意見を見てみると、「まず自分から気付いて動く」「患者さま目線で見る!」「常日頃から意識する!」などどれも前向きなものが多く、一人ひとりの意識の高さを感じました。

 

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このような話し合いを通してそれぞれの意識を確認し、全員で分かり合い、そこからより良い薬局を作り出し、結果的に地域の皆様にとって『最も魅力的な薬局』に近づいていきたいと思います。

2013.7.1