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シムビコートの勉強会をしました

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先日、店舗の勉強会でシムビコートの勉強会をしました。忘れないようにブログに残しておこうと思います。

シムビコートの勉強会をするのは今回で2回目。なぜならば、新しい用法が追加になったからです。シムビコートは今まで喘息の予防のため(コントローラーとも言われます)に使用されていましたが、発作時に使用することもできるようになったとか。しっかり用法を理解して服薬指導に活かしたいと思いました。

平成24年4月から承認を受けたというこの用法。喘息発作時に吸入すると短時間型β刺激薬(リリーバーといわれます)と同様に発作の息苦しさを楽にするそうです。

メーカーのアンケートによると、喘息の患者さんのうち、35.4%が喘息発作発現時でもコントローラーのみを吸入しているというデータがあるそうです。普段の管理にはコントローラーをもちい、発作時にはリリーバーを用いるのが正解なのですが、吸入薬が2種類あることになりどちらを使用していいか混乱している方も少なからずいるようですね。シムビコートは1種類でどちらの使い方もOKなので、そういう面ではメリットがありそうです。

シムビコートの成分の1つであるホルモテロールは、気道の平滑筋の細胞膜に取り込まれたのち徐々に放出され、β2受容体に作用します。また、短時間型β刺激剤のように直接β2受容体に作用するとされています。よって、発作時にも早く息苦しさを改善することができます(約1分後から効果が出てくるそうです)

アドエアに含まれるサルメテロールは、平滑筋の細胞膜に取り込まれることは同じですが、直接β2受容体に作用しないので、発作時に使用しても効果が遅くなってしまいます。なのでアドエアにはそのような用法がないのですね。

  

シムビコートですが、基本的に1日8吸入までです。もし、朝1吸入、夕1吸入している方であれば、頓用で用いることができるのは6吸入までとなります。始めから朝4吸入、夕4吸入している方は、頓用できないわけです。

頓用
1吸入 1吸入 6吸入まで
2吸入 2吸入 4吸入まで
4吸入 4吸入 頓用はダメ

※医師の指示があれば、最高1日12吸入まで可能ですがあくまで一時的

シムビコートは10吸入くらいは余分に入っているので多少頓用してもOKとのことでした。ただ、「次回の予約までの途中でなくなったらもらいにくるようにしてくださいね」という指導は必要でしょう。

なお、COPDにも適応が取れていますが、用法は1日2回、一回2吸入のみとなっているので注意が必要です。

坂下店 夏目

2012年09月13日

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