今年の一語・・・ 『 標 』

今年は、「駆ける」「飛ぶ」「羽ばたく(翔)」などの
飛躍的な一語でなく、「標」とさせていただきました。

「標す」とは、印、記など、証拠として「しるす」時に使用します。
イメージだけでなく、言葉にて過去の事象を未来へ
標してゆく。という想いが込められております。

今年は10周年目を迎える、はなの木薬局にとって
大きな意味のある一年となります。
この言葉・・・「標」は、ここまでの10年、これからの10年を考えた末、
私たちの10年の文化、志を「標す」年にしたいと思ったからです。

いつも私は、「はなの木」というチームで山を登っているんだという話を
しますが、10年前に始めた当初の10名ほどと異なり、アルバイトさんも
含めパートナーが60名にもなっております。

あまり言葉にしないでも通じた開局当初と比べ、
私たちはどこを目指しているのか、何を大切にして山を登るのかを
明確にしないと、みんながそれぞれの尾根を登り、まったく別の峰を
目指していることになりかねません。

そのためには、力不足ではありますが、
私たち経営陣のリーダーシップ・統率力・見識の広さが試される
時期でもあると感じています。
今年は、パートナーのみなさんと共に「地域社会のため」「社員全体のため」
そして「社員一人一人のため」すべてが豊かで幸せになるよう
大きな飛躍や拡大は制御しつつ、しっかりと今までの文化、志を標したいと
思います。

標

(毎年、自筆にて発表しております)

もう少し具体的な内容は、3月の「はなの木全体会議」にて発表し、
秋の「全体研修」にて第1版を制定しようと思っております。

曽我 望武

2010.2.1