平成24年度 はなの木薬局全体会議を開催しました!!

平成24年3月18日 岐阜県高山市「飛騨世界文化センター」にて、

毎年恒例の『平成24年度 はなの木薬局全体会議』が開催されました。

多くの犠牲と甚大な被害をもたらした東北地方太平洋沖地震により1年が過ぎ、

様々な想いや教訓からこの災害を通じ私たちに何ができるのを考えさせられた1年でした。

開催に先立ちこれらの思いと地域医療に身を捧げる思いと共に黙祷を捧げ、

しめやかに会議は開始されました。

今回の会議は「社内新組織」と「診療報酬改定と介護保険改定の対応」が

主な内容で進められます。

社内新組織については特に各新設部署役員からの所信表明的な話と説明、

新たな委員会立ち上げとその概要説明が主な内容です。

新組織の詳細内容は先のブログで有りましたので割愛しまして、

ここでは話頭の一部を紹介いたします。

一つは曽我 望武 新社長からのお話。

「継承」と「『個』の力」というキーワードがありました。

前社長はじめ皆で築き上げたこの会社の文化を継承していきたいという気持ち、

また文化のみでなく前社長の人柄を例に触れ、

人間性や個性の大切さを尊重したいという思いを私たちに教えて頂きました。

もう一つ、私たち業務に繋がるところで、奥田常務からの「これからの保険薬局」の話。

『コミュニティーファーマシー』の概念を通じ、

これからの薬剤師の多様性と使命についてのお言葉を頂きました。

どの立場の方からのお話も「魅力的な薬局」を作り続けたい、

「従業員を幸せに」したいという『想い』が伝わり満ち溢れた内容だったと思います。

後半から改定解説と委員会概要について各委員長からの報告です。

改定に関わる対応については隔年で概要解釈について翻弄されることが有りますが、

何より加算する為に取り組むのでなく、既に行っている事や行うべき事に対する

フィーで有る事を十分理解しないと患者様には伝わらない事は念頭に置きたいものです。

また、今回の改定からは「社会保障・税一体改革成案」という将来訪れる社会に対して

あるべき医療を備える方法を進めるというもの。

改定内容を通じ、役割分担から相互連携が大切になってくることを学んだ気がします。

各委員会の概要報告では、限られた時間の中、

私含めそれぞれが思いを込めて説明されていました。

新たな権限譲渡と社長から任命されましたが、各分野においてより充実できるよう、

また、各々の目標が実現できるよう改めて決意できたひと時だったと思います。

何より、常に新たなフィールドを経験させて頂ける首脳の皆様に感謝ですね。

今回の全体会議を通して、それぞれが別々のスタートを切り同じ目標に向かい、

その結果素晴らしい薬局が築きあげられればどんなに素敵だろうと感じました。

皆さん、この一体感となれるはなの木薬局の力で硬い岩盤を割り「井戸を掘り」続けていきましょう!!

長時間お疲れ様でした。

田上はなの木薬局
夘尾 伸哉

2012.3.20