大洋薬品ー高山工場見学

6月13日(土)に、大洋薬品工業の高山工場を見学に行ってきました。

ジェネリック医薬品メーカーの最大手企業であり、
省力化とオートメーション化を実現した世界最高水準の
設備を誇る企業であるため、製造業の企業哲学やその姿勢について
学んできました。

高山市に工場があるため、「はなの木薬局」の所在する
岐阜県中津川市や金沢市、富山市からも中間距離にあたり
見学しておくべき企業でもありました。

始めに村田工場長から、自社の歴史や今後のジェネリック市場と
競合他社についてなど、しっかりとお話を聞きしました。

 

特にジェネリック医薬品ではありますが、800品目をこの工場製造
しているため、ラインの切り替えや多額の設備投資を行っている事に
驚きました。
年間販売高に近い設備投資を行い、現在株式公開していない企業姿勢を
みて、これからの「薬局」の姿勢を改めて考えさせられました。

CIMG2325

また、
注射剤・錠剤・カプセル剤・軟膏剤などの製造工程を
細かく担当管理者の方から説明をうけました。

 

ガラス製シリンジバレル成型ラインをみているところ

工場内は広く、迷うほどの大きさで、今どこにいるか
わからない程でした。
製造工程を一つ一つ丁寧に説明いただきました。
バリア・アイソレーター技術を活用し抗ガン剤の注射剤
などを製造している

それにしても
最先端の製造技術を導入して、私たちと同じ 『質』 を追求した
姿勢には圧倒されました。
これから、薬局の「調剤」そのもののあり方も少しづつ変化していくと
思います。
我々の業務指針である 『正確』 『迅速』 『丁寧』 という姿勢を
どう今後、患者さんに対し提供しつづけれるか、大洋工業さんの
体制を見習って行きたいと感じました。

最後に
村田工場長、 前畑工場管理部長、 営業の竹中マネージャー
そして、各美所の管理責任者の方、
本当にありがとうございました。

2009.6.16