今年の一語2011・・・『 沁 』

今年の一語についてお知らせ致します。

私の個人的な感性で表現していますが、
毎年 「貫」 「動」 「築」 「標」 ・・・などの一語を
掲げて取り組んできました。
今年は、「沁」という文字を年間コンセプトとしました。

「 沁 」とは、あまりなじみのない言葉ですが、
「 沁み込む 」  「 にじむ 」など、徐々にその影響が広がる様を表現した
日本的で、今の私の心をとらえている一語であると思っています。

これからの10年間をながめた時、
地球規模でみても、日本経済的にみても、そして薬業界だけを
みても、地殻変動的に揺れ動く時代であり、2011年は、まさしく
このうねりの時代に突入したと感じます。
この年に私のするべき事は、あわてることなく、長年築きあげた
我々の企業文化・イズムを、新しい社員を始め、取引先の皆さまの
心に沁み込むよう努めることです。

昨年は、私たちの大切にしている事を文章として、
言葉として標(しる)して行く事を目標に 「 標 」 としました。

はなの木薬局では、この行動指針(クレド)を 「 道標(みちしるべ) 」と
呼ぶことにしていますが、まず社員間に沁み込むよう年間を通じ、
努力していかないといけません。

「 道標 」の具体的な内容は、3月までに第1版を制定し、
3月20日(日)の「はなの木薬局 全体会議 2011」にて発表致します。

曽我 望武

2011.1.6