ジェネリックへの対策

この春、4月1日から診療報酬改定に伴い、
処方せんの様式が変更になります。
これは、発行する医療機関側の話ですが
私たち、薬局側も対応しなくてはなりません。
処方せんの特定の場所に
「後発品医薬品への変更不可」の欄があります。
ここに医師の印(または本人の署名)がなければ
患者様は、薬局と相談し、後発(ジェネリック)医薬品に
変更する事ができます。
少しややこしいのですが、
要するに、ジェネリック医薬品への切り替えが進行するということです。
現在、
私たちは、社内でどの薬剤を取り揃えるか検討しています。
・円滑に毎日納品できる流通体制があるのか。
・薬価の差はあるが、効果はしっかり得られるか。
・また、副作用などの頻度が明確になっているか。
・メーカーのDIに問い合わせしても、信頼あるデータを持ち合わせているか。
・MR(営業の人)の体制もしっかりとしてサポート体制がとれるのか。
などなど
価格が安ければ、全ていいという訳ではありません。
効果が得られなくて、元の薬剤に変更された事例もありました。
また、同効薬でmg数もいくつか規格があるものは、
調剤カゴの確率も高まります。
薬剤師がしっかり監査し、正確にお渡しするのに
今までより時間がかかります。
私たちは、患者様が混乱しないよう
しっかり精査して、スタッフが連携し、
ミスのない調剤業務を遂行していこうと思っております。

2008.1.30