代表からのメッセージ(令和6年8月)

いつもいつもありがとうございます。

Amazonファーマシーが
調剤業務を開始する事になりましたね。

今現在、全国の処方せん発行枚数は
年間約8億枚を超えており、
単純換算すると月に約6700万枚発行。
仮にその1%をamazonファーマシーと契約している
9社約2000店舗で応需すると
仮定しますと、1薬局あたり月に平均330枚、
つまり、1日換算で致しますと
理論上1日15枚平均を受付ける事となります。

 厚労省は薬局の進むべき方向は示しており、
処方せんの電子化を我々保険薬局に必ず実施させます。
お薬手帳しかり、在宅業務しかり、
ジェネリックしかりです。

はなの木薬局は機能の一つとして
電子処方せん応需などの
薬局のDX化を推進していきます。
しかしながら、決して忘れてはならない事があります。

どんなにデジタル化になっても、
基本業務の要諦は、皆さんの
カウンセリング力であると確信して言えます。
言い換えれば、雑談を含めて相談される力(聴き力)
これを養わなければ、かかりつけ薬剤師は元より、
OTCや化粧品販売も、エステの施術も成立しません。


私たちは、美容と健康、医療と介護の相談にのり、
お役に立つために存在します。
オンライン服薬指導が普及しても
カウンセリング力を養いましょう。
そのために、まず薬局長のみなさんから、
スタッフに声掛けして
話しかけやすい雰囲気づくりに
努めていきましょう。
2024.8.10